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tls.lab(ブログ)

津波警報を受けて、私たちが考えさせられたこと

2024-04-05
カテゴリ:大切なこと,チームカシータへの道のり
重要企業の取り組み
「自助」は大切な考え方!
一昨日の4月3日は、沖縄県に津波警報が出されました。
東日本大震災から13年ぶりの警報

警報発令が時刻が朝9時でデイサービスの送迎がフル回転で活動中だったこともあり、

法人としての初動は大丈夫なのか?
入居施設内の安全確認はもちろんのこと、
外出中の職員の現在地や、
介護タクシー等でおでかけ中のお客様の状況など
包括支援センターとしての、つながっている方々の安否確認はできているのか?

何よりデイサービス送迎中の安全確保は大丈夫なのか?
お客様がお帰りになる時間にはどのような状況で
お客様を送り届けるためにそのような確認ができるのか?
警報や注意報が発令中の際にどのように業務を全うするのか?

まだまだ、まだまだありますが、

その時の私たちの行動や判断が果たして、
安全を守るに適していたのか?最善だったのか?

職員同士、自然とたくさんの話が交わされました。

「自助」は、まずは自分を守る。家族を守る。
住まいを少しでも安全な場所になるよう努力する。

少し「厳しい」言い方になってしまいますが、自分が助かる努力をする。
その時に、お互いに自分が助かる努力をするもの同士が、
助け合える「共助」という関係が結ばれることになります。

住まいを安全な場所にするのは、
背に高い家具を固定することも有効ですし、
家具の配置の仕方によっては、
いつも座る場所には、何も倒れてこない空間を作ることもできます。

今回職員自身は、仕事で家を離れていますから、
家族のことが心配で、電話で避難を促すことが必要なご家庭もたくさんありました。

おうちの安全な場所、家族が通う先への安全配慮への信頼、
もしも大規模災害が起きた際に、携帯もつながらない、家にも滞在できないようなとき
家族と離れ離れになった時に、
どのルートを通って、避難場所はどこにするのか?
避難場所を別の場所に変えなきゃいけないときに、どのように「しるし」を残すのか
などなど、

家族でいま話し合えること、
お互いの安全のために最大限の信頼をつなぐため、できることがたくさんあります。

このような経験や思いをこの津波警報の経験で、
改めて、考えさせられました。

防災士として、このような「自助の本当の意味」をまずは社内でも
自宅で話し合えるような準備をしていくことにしました。

今月中に第一弾を準備します。

そして、厨房でも「マジックライス」なるもの
災害時に50人分のごはんを用意できる災害時用非常食を
週末、作ってみることになりました。

わずかなチャレンジかもしれませんが、
できることを職員同士手をつないでいけるチャンスととらえて、
ブラッシュアップしていきます。





津波警報時 情報収集をする様子と食事提供を思案する様子です。
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