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Q1.自己紹介をお願いします
Sと申します。令和7年の4月で入社丸2年となります。私は40代で子供が3名おります。末っ子が小学1年生で、今回正社員からパートに雇用を変更しました。相談するのは少し怖かったですが、一人でもやもやしても解決しないので雇用について相談したところ、今は思うようなゆとりがある生活ができ、ワークライフバランスが良くなったと感じています。
Q2.カシータを知ったきっかけは
きっかけは、求人サイトです。勤務体制や家から近いとか、正社員など希望条件を提示して探していたところ、サイト側からカシータを紹介されたことで知りました。いくつか応募しようと思ってましたが、結局ここしかエントリーせずに、すぐに面接へつながりました。
Q3.面接はどんな感じでしたか
面接が決まって、施設見学をしました。面接は質問形式で色々聞いてくださるので、それに答えていくような形で、そんなに緊張することもなく話しやすくて、惹かれました。
なによりこの環境が好きで、気持ちいい空気の流れも好きだし、中庭や外の景色も決める大切な要素でした。
Q4.介護職はいつからですか
出産や子育てを経験する中で、介護職を短期間で何度か繰り返すような状況が続いていました。前職はデイサービス勤務をしていました。
小規模でこじんまりしたところで、とても家庭的で社長たちと直に話ながらサービス内容を決めていくこともありました。お客様の希望も通りやすくて、カシータとは違う魅力のある事業所でした。
今回初めてカシータで施設勤務を経験しています。
Q5.デイサービスと施設の介護職の違いはありますか
デイサービス在籍時は、常に楽しませることを意識して関わっていました。朝お客様をお迎してレクリエーションをして、夕方になるとお客さまがお帰りになる中で、明るく「さようなら」って笑顔でお見送りするけれど、施設のお客様はずっと一日施設にいらっしゃるから、それに向き合うというか…。楽しみや生きがいみたいなものがあるといいなと思っています。毎日ただぼーっと生活するのではなく、心の癒しであったり安心していただける対応を意識しています。
Q6.施設勤務の中で気を付けている点はどんなことですか
お客様は皆様ご高齢なので、いつもと違う様子を感じたら(無いに越したことはないけれど)すぐに気づいて動けるようにしたり、体調面を気にしています。長く一緒にいるからこそわかる「今日は少し元気がないような気がする」とか、表情がいつもと違う…そんなことが大切だと思います。
また、よくお客さまからのお声かけいただく時は、お手洗のご要望やお部屋に戻りたい時が多くて、困りごとはそんなに多くない気がします。
特に「お部屋に戻りたい」時は、夕飯前だったりすると、お手洗いかどうか?を最初に確認して、なるべくその場所で過ごしてもらうように促します。生活サイクルを整えるためにも、日中はお部屋でゴロゴロしてしまわないような生活リズム作りを心掛けています。
Q7.介護のお仕事に興味を持っている方になにか一言
介護と言うと、どうしても下のお世話とかがイメージとしては出てきます。私がお客様と接していて感じるのは、どんな方でも男性でも女性でも恥ずかしいと思うと思うんですよね。お世話させていただく時は、声をかけること、最小限の動きでお取替えすることや配慮することを気を付けています。
特に声掛けですかね、自分がその立場になったら、見られるのも触られるもの本当は嫌だけど、自分ではできなくなってしまってと申し訳ないお気持ちになってしまいます。
そんなお気持ちでいらっしゃるお客様を、介護職の方(私たち)がお世話させていただいているんですよね。
お客様の中には「私はなにもできない、こんな風に替えてもらって申し訳ない」って落ち込む様子もありますし、苦しいと思うんです。
だからこそお声かけです。
「大丈夫ですよ、気にしないでね。その気持ちわかります、でも大丈夫ですよ」など、ネガティブな感情で済ませてしまわないようにしています。
何もできない上に失敗してしまった。と気持ちに追い打ちをかけてしまう方もいらっしゃるので、お気持ちの負担にならないようにしています。
葛藤はあるかもしれませんが、お任せください。そんな気持ちでお仕事しています。
Q8.お客様が愛おしいと思う気持ち
だいぶ昔になりますが、私も最初はどんなお声かけからしていいのかもわからず、先輩方の姿から学ぶことも多かったことを思い出します。
どんな世界でも最初は何からどうしていいかわからないもの。
でもその一歩を踏み込むことができれば、次の段階に行けると思います。
ふれあうお客様は、どの方もなぜか可愛い、可愛らしいと思うことが多くて、愛(いと)おしいんですね。
大変なことがないわけではないですが、心地よいふれあい、家族みたいに自然にふれあいができるのは、この愛おしいと思う気持ちの芽生えがとてもあると思います。
Q9.雇用形態をパートに変更してその後どうですか
昨年の10月に正社員からパートに変更しました。以前は夜勤も入り頑張っていましたが、現在は週5回の10:00~16:00勤務になりました。
まだ一番下の子が小学1年生と言うのもあり、夕方の時間は学童のお迎え・買い物・夕飯の準備に宿題や、子どもと丁寧に過ごすことが必要な時間に、いつもパタパタしていたのですが、落ち着いて関われるようなゆとりのある時間で働きたいと相談し、今に至りました。
少しお給料は減りますが、今はこのくらいのペースで心の余裕と体力、何より子供との時間を大切にしつつやっていきたいと思っています。
自分のライフスタイルを決めることがなにより大切だと思っていて、もしも1人目の子育ての時なら、自分の若さと仕事への譲れない気持ち、お給料などどれも譲れなくて、今回のような選択はできなかったかも知れません。今のこの年齢になったからこの選択ができたとも思っています。自分自身で欲しい人生を決めて選択することが大切で、選択したその人生はどれも正解なんだと思います。
Q1.自己紹介をお願いします
2024年4月に入職しましたTと申します。
僕は介護の現場は初めてです。カシータへ来て約一年間、仕事を通して先輩職員から丁寧に仕事を教えてもらい、段々とできることが増えてきました。
とても楽しい職場環境になっています。
Q2.新卒で社会福祉士の資格を所持していると聞きましたが
そうです。在学中はコロナの影響を多分に受け、時間の組み立てを抜かりなくやり、専門性のある授業を受け続け、国家資格取得を叶えました。
大学在学中は介護の現場で働くことはイメージしていなくて、実習では地域包括支援センターや病院やクリニックに行ったりしました。
そんな中、実習担当の方からお話を聞く中で「まずは介護の現場で学んでから、相談員などを目指した方がいい」と聞き、介護の現場からスタートすることを決めました。ゆくゆくは、役場などの相談援助職を目指しています。
Q3.介護の相談援助職に興味を持ちはじめたのは
将来の仕事を意識し始めたのは実習中の経験からです。担当の方々は皆さん、介護の現場を少なからず経験しており、そのことを僕たちに伝えてくれ、介護の現場を知っていることは大切なことだと理解しました。
最初から窓口業務に就いたとしても実際に介護に直に向き合っているわけではないことを知り、相談者の気持ちをしっかり受け止めるられるようになりたいという思いもあり、カシータでの経験を活かして夢を叶えていきたいと思います。
Q4.実際に介護の現場に入ってみてどうですか
僕は、自分の身内や親族にまだ介護の必要な祖父母がいたり、両親など誰も介護を経験していないので、緊張はありました。
実際にご入居されているお客様と接します。日々いろいろな方と関わっていく中で、「このお客様はこういう人生を歩んできたんだ」と感じるようになり、
お客さまの色々な表情も感じられ、初めは接し方に戸惑いがあったんですが、自分から笑顔で話しかけることを意識したら、お客様から笑顔で話し返されたり、
お願いされることも増えてきて、人生を共に歩んでいるような気持ちがあります。現場は、以前想像していた介護の難しさとは違っていました。
Q5.以前想像していた介護とは
やっぱり一番最初に「きつい」「排泄介助」が頭に浮かびました。
動けないお客様が多いのではないか?とか、一人で介助するのか?とか、そんな難しさを想像していましたが、全然そんなことはなく、先輩方が助けてくれたり、
お客様に体の向きにお願いをすると、そのようにお客様自身が協力してくれたり、思っていたよりは楽といったらおかしいのですが、嫌なものではなかったです。
Q6.お客様から要望がくるようになったという話がありましたが
僕自身がお客様から信頼されないと、やはりお願いもないと思うので、信頼関係が出来たからこその介護の仕事なのかなと実感しています。
僕は学生時代からあまり前に出るタイプではなくて目立つこともなく、部活動などもやっていましたが…はやり目立つわけでもなく、
学生時代にもっと自分で動けていたらと後悔する事もありました。
僕の印象を聞くと、優しい、穏やか、相手を待つ、と周りに言われることがありましたが、こんな性格も少しは僕を助けてくれているのかな?と思ったりします。
Q7.正直なところ社内の人間関係は
入社時から先輩たちは、まめに声をかけてくれたり優しく、人間関係で困ったことは今でもありません。
逆に引っ込み思案な僕が黙って立っていたりすると、最初の頃は「これを一緒にやろう!」とか誘ってくれたのでとても助かりました。
今は夜勤にも入るようになって、仕事の相談なども夜勤の先輩などにしています。
僕の中では社内に仲間と呼べる人たちもできてきたので、あくまでも僕の中だけですが、人間関係は良好だと思います。
Q8.カシータは2施設ありますが交流はありますか
僕は普段「美里の杜カシータ」におり、研修で津嘉山の杜ヒルトップカシータへ行く時期が入社時~3か月研修でありました。
その時に同期で入ってきた介護職のメンバーと一緒に研修うけ、同期の彼とは、話すことも多いと思います。
前年は観月会や忘年会など職員交流する機会があり、100名以上いるの職員の一部の人たちと仕事する中で、なかなか会えない職員と一緒になる交流の場があり、
今年も楽しみにしています。
Q9.最後に介護の世界の中でカシータを選んだ理由は
僕がカシータに入職する決め手になったのは、親泊施設長との面談でした。
最初は介護はやりたくないという気持ちがあって、できたら相談員希望で面接を受けましたが、親泊施設長から「現場を知らないと何もできないよ」と教えてもらい、
「とりあえず現場に入ってたくさんの方の想いや様子に触れて、そこからお客様や家族様と交流もあるから、どういう方たちが介護を受けているのか?から
知見を広げ、経験を積んでから相談員をやってみよう」と言われたことはとても大きかったです。
ただ一人の職員を施設に迎え入れるだけでなく、自分のその先のことも親泊施設長が話してくれたり、宮里社長とのお話の中でも同様に、これから先のことまで考えて
くださる方たちで、ここだったら…ここから始めて、迷ったときには相談するだろうし決断をしながら、自分のこの先や道を作っていけたらと思えたのが、僕がカシータを選ぶ一番のきっかけになりました。
Q1.自己紹介をお願いします
Oと言います。よろしくお願いします。現在23歳、高等特別支援学校を卒業しカシータに入職して6年になります。
Q2.いつから介護に興味を持ったのか
両親が介護に関わる仕事をしていて興味を持ちました。
高校時代から介護に関わる就職先を視野に探していて、実際に介護施設の実習に行き現場などを経験したところ、楽しくやれたので介護への気持ちが固まっていきました。
Q3.介護の世界に進むために、努力したことはありますか
最初は自信もなくて声が小さくて、周りの職員に助けられてここまで来ました。先輩方がとても優しく今もその恩恵を感じています。
努力と言うと、教わったことを繰り返し繰り返し行い身につけること。
基本は生活介助、シーツ交換、部屋や洗面台の清掃や衣服の管理などの基本的な身の回りのことから支援することから始まり、今は現場のほとんどのことを任されるようになりました。
今でも生活援助は続けています。
次に入浴を介助するようになり、お客様の体の状態、特に傷などがないか?そして顔色を見たりしてお客様と接する介護も増えていきました。
どんな仕事も先輩方の仕事の仕方をまねて覚えます。またお客様に声をかけて不快な様子はないか確認するタイミングや意味なども分かってきました。
コール対応は、ほとんどがお手洗いや動きたいときに呼ばれることが多く、食事の準備やイベント対応などもやれるようになり、先輩方の教えのおかげで最初の頃よりは「やれている」自信みたいなものは持てるようになりました。
実際に現場で先輩方の隣で教わりながら、出来ていないことを指摘してもらって、どうすればよいかをわかりやすく教えてもらい勉強しています。教えてもらっているというか助けてもらっていると感じる事が多いので、恩返ししたいと思いながら働いています。
Q4.まったく世代の違うお客様とのやりとりに不安になることはありますか
基本的に人と関わることは好きです、職員はもちろんですがお客様と関わることも好きだと感じています。
お客様から声かけられるだけサポートする数も多くなります。
世代が違うと、僕らにはわからない色々な話が出ますし、いつもお客様の場所にかけつけては要望を聞きながら、可愛いなぁと思うことがほとんどです。うんそうだなぁ…(思い出しながら)どんなかかわりも可愛いって思うことが多いですね。
自分から声をかけることは苦手ですが、一緒に働いている職員みんな好きですし、お客様も祖父母よりも世代が上の方もいらっしゃいますが、不安ではなく、会話も楽しくておだやかな気持ちで関わっています。
Q5.最初不安があった時期から何を乗り越えて、今の自信に変わっていったと思いますか
何度もお伝えしますが、本当に自分から話すことが苦手で話しかけることが出来なくていましたが、先輩方のおかげで、自分から質問したり聞くことができるようになってから自信になっていったと思います。
自分から質問する、聞く。ができるようになったことは大きいです。
お客様と話す方がリラックスして自分を出せることが多くて、仕事のやりとりは緊張があったのは本当で、でも積極的になるまで時間がかかりましたが、今は言いたいことも伝えられるようになり、それが自信となり、仕事に慣れてきたことのひとつだと感じています。
Q6.この6年間は長かったですか
長いと思いますね。でも退職したいとか考えたことは一度もないし、一年一年濃ゆい時間でした。いつも新しい業務を覚えるので、職員ともお客様ともどちらにも影響しますし、できる業務が増えていく時間は濃ゆいと感じます。
Q7.教えてもらうときのコツはありますか
教えてもらった事を何度も考えるんです。そしてどうやっているのか先輩方の姿を観察して、また理解を深めたりします。
Q8.イライラとかネガティブな気持ちの対処方法は
基本あまりイライラはしませんが、それでもネガティブな気持ちになることはあります。そういう時は単純にお水を飲むとか、深呼吸することで切り替えています。
あとは、その事を考えないようにして、今できることに集中します。それでなんとかなっています。
Q9.高等特別支援学校の卒業生として、介護の世界を目指す方へメッセージをお願いします
僕は学校在籍時、進路決めの頃に2つ希望があり、一番興味をひかれた介護の世界に入ろうと決めました。
実習でカシータの2施設(美里・津嘉山)の他にも介護施設を体験して、進路希望提出期限ぎりぎりで希望する進路を伝えた記憶があります。
カシータを選んだのは、他と違って固くない。フレンドリーで雰囲気の良さが決め手でした。今でも一緒に働く仲間の人柄がすごいと感じています。東盛事務長(現・副社長)と話したりして、ここで働くことを希望しました。
次は介護福祉士の資格を目指したいと思っています。
入社してから4~5年かけて初任者研修、そして実務者研修を取得しました。
スケジュール的にも大変だったけれど、実際に現場での感覚や知識が身に付いてから受ける試験だったので、それも良かったと思っています。がんばりました。
介護に関わる方々は基本みんな優しいので、この世界に入るまでは怖かったりしましたが、そんなことはないので、安心してトライしてほしいです。
自分でも当時怖がっていたことを、そんなに緊張しなくてよかったのにと、思うくらいです。
あまり気負いしすぎずに、がんばってください。