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人生の続きに寄り添う。ケアマネ平良さんの“仕事の哲学”

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チェック企業の取り組み
介護の日にい、介護について考えよう!
11月 11日

「介護が始まっても、人生は続く」――ケアマネ・平良さんが語る“生きる支援”
11月11日は「介護の日」。
街ではポスターが並び、イベントも各地で開かれています。
この日は、介護への理解を深め、支え合う心を広げていく日。

カシータでも、この日をきっかけに“介護って何だろう”をもう一度考えました。
お話を聞いたのは、美里の杜カシータでケアマネジャーとして働く平良さん。
20代から現場一筋、利用者さんとその家族に寄り添い続けてきたベテランです。

「介護が始まっても、その人の人生は続いている」
「介護が始まったからって、人生が終わるわけじゃないんです。
施設に入っても、おうちにいても、その人の“生きる”は続いていく。
私は、その続きを支えたいだけなんです。」

そう話す平良さんの目は、静かでまっすぐ。
「在宅」「施設」――その違いよりも、
**“その人の人生が続いていけること”**に焦点を当てているといいます。

「家族もね、親が介護になったからって、自分の生活を犠牲にしないでほしい。
親の人生も、家族の人生も、どっちも続いていいんですよ。」

「区別や差別が見えないように」――現場でのこだわり
「いろんな人がいるんですよ。
お金のある人も、ない人も、ずっと苦労してきた人もね。
でも、同じ施設で暮らしていくんだから、
区別や差別が“本人にはわからないように”してあげたい。」

それが、平良さんがいつも意識している“現場のやさしさ”。
同じ空間で、それぞれの人生が自然に混ざり合う――
それが理想の介護だと言います。


「言葉の向こう側」にある気持ちを聴く
「“大丈夫です”って言ってる人ほど、本当は寂しい時がある。
言葉の向こう側にある気持ちを、見逃したくないんです。」

目の前のケアだけじゃなく、
表情、沈黙、ちょっとした仕草。
そういう小さなサインを見つけることが、
“その人の物語を支えるケア”につながっているといいます。


「AIじゃできないの。命を預かるのは人だから。」
介護現場でもデジタル化・機械化が進む中で、
平良さんはきっぱりと言いました。

「入力とか請求は機械でいいけど、
命を預かる仕事は人にしかできない。
どんなに便利になっても、
“見て”“感じて”“判断する”のは人間の仕事なんです。」

AIが支える未来を否定しない。
でも、「見守る」「寄り添う」「察する」――
それは人間しかできない。
介護の本質はそこにある、と。


「ありがとうって言われる。悪いことをしないでお金がもらえる仕事。」
「この仕事って、悪いことしなくていい仕事なんですよ。
ありがとうって言ってもらえて、
それでご飯が食べられる。
最高じゃないですか。」


明るく笑いながら、でもその言葉には重みがありました。
「大変なことも多いけど、“役に立てた”と思える瞬間が一番うれしい」
――その一言が、平良さんの仕事観をまるごと語っています。

「人と関わることが好きな人に、来てほしい」
カシータでは、介護経験のない方の入職も増えています。
「誰かの役に立ちたい」「笑顔が見たい」
そんな気持ちがあれば、スタートラインに立てます。

「知識より大事なのは、元気な挨拶と笑顔。
それができたら、この仕事、絶対向いてます。」

最後に
介護の現場には、“人のあたたかさ”が生きています。
AIやロボットが進化しても、
**“人が人を想う”**ことだけは、絶対に置き換えられない。

11月11日――介護の日。
今年も、誰かの人生が静かに続いていくことを願って。



~番外編~
「この考えを最初に聞いていたら、それが“仕事の背骨”になってたと思う」

取材の最後、話を聞いていた筆者はこう感じたんです。

「今の平良さんの話を、もし入社時や介護に興味を持った頃、
最初に聞いていたら、
それが“背骨”になって、仕事の見方が全然違っていたと思う。
この感覚を知ってるだけで、悩んだ時に“戻れる場所”ができるんじゃないかなって。」

介護の仕事は、教科書だけでは身につかない。
だけど――こうした“根っこの考え方”を最初に持てるかどうかで、
その人の成長の形は大きく変わる。

平良さんの話は、まさにその“背骨”になるような言葉でした。




【お問い合わせ先】
株式会社トータルライフサポート研究所
電話 098-937-3123





芯のあるまなざしにくぎづけ。
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